ルーペ・フィアスコ
2006年の第48回グラミー賞で3部門を受賞したカニエ・ウエストの2ndアルバム『Late Registration』からのヒット・シングル「Touch The Sky」にフィーチャーされ、一躍脚光を浴びたシカゴ出身のMC、ルーペ・フィアスコは、元々ダ・パック(Da Pak)というラップ・グループの一員で活躍しており、グループが5年前に解散すると、その才能に早くから目を付けていたジェイ・Zが、自身のロカ・フェラ・レーベルとの契約を狙っていたと言われる逸材である。結局ATLANTICと契約を結んだ彼は、カニエとの共演に続いて、最近ではマイク・ジョーンズやリル・ウェインと並んで、アメリカでのリーボックのキャラクターに選ばれるなど人気爆発中であり、待望のデビュー・アルバムには現在デフ・ジャム社長でもあるジェイ・Zがレーベルを超えてエグゼクティブ・プロデューサーを務めている他、リンキン・パーク/フォート・マイナーのマイク・シノダやファレル・ウィリアムス、カニエ・ウエストといった超大物たちがプロデューサーとして参加しているとウワサされており、ヒップホップ・シーン最大の大型新人として注目を集めている。
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