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Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
鈴木慶一の新作は、曽我部恵一プロデュースによる『ヘイト船長とラヴ航海士』(2008年)、『シーシック・セイラーズ登場!』(2009年)に続く"W(ダブル)ケイイチ"のシリーズ第3弾。想像力の昂ぶりが肥大した創造力を呼ぶ快作で怪作。鈴木慶一の"ロックとの出逢い以前"までへと遡る音楽記憶がサイケデリックに噴出する。ムーンライダーズ、あがた森魚、PANTA、遠藤賢司に加え、ボニージャックスまでゲストも豪華。なかでもスリー・グレイセス(!!)を擁しての「小舟は、語るよ、珊瑚礁を」が素晴らしく、この1曲だけで本盤の"厚み"が十分に堪能できる。ついつい、鈴木慶一も関わった名盤『太田螢一の人外大魔境』を思い出した。アナログLPの擦り切れたスリーヴを模したジャケ写真も最高。<br>この『ヘイト船長回顧録』と同じ日にまとめてさまざまなカタログが発売される。鈴木慶一のファースト・ソロ『火の玉ボーイ』が、発売35周年記念として、最新リマスタリング盤SHM-CDとして、紙ジャケット仕様で再発。さらに、ムーンライダーズ、18枚目のアルバム『ダイア・モロンズ・トリビューン』(2001年)もSHM-CDで登場。さらに、ライヴ・アーカイヴ・シリーズの第7弾『LIVE at SHIBUYA KOKAIDO 1982.11.16 青空百景』と日本クラウン時代のライヴ音源を含むベスト盤『クラウン・イヤーズ・ベスト&LIVE』も併せて、お目見えする。<br>なんといっても『火の玉ボーイ』リマスター盤。かつて、"本来ならザ・バンドに負けないアンサンブルやグルーヴがあるんだけどな~"と望んだダイナミズムが、きっちりと成立している。ラスト「ラム亭のテーマ」の後に流れるのは横浜港の軍楽隊が演奏する「蛍の光」(あがた森魚『日本少年』のラストにも収録)だが、ここで見送られた船に乗っていたのがヘイト船長……なんてストーリー(キューブリック版『シャイニング』の"オチ"みたいですが)も容易に浮かぶ、そんな強い一貫性がある。(CDジャーナル)