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Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
このアルバムを聴いてまず驚いたことがある。9曲中5曲がソロ・ピアノだが、その響きがキース・ジャレットのソロに極めて似ていることだ。右手の動きだけを聴いていると、『フェイシング・ユー』(ECM)を出したころの、初期のキースのソロ・プレイと間違えてしまいそうだ。ただし、左手がキースの場合はこのようにリニアに動かないので、彼ではないなとわかる。それはそれとして、前作『俳句』(こちらも今回本邦初登場となる)は全編がソロ・ピアノだったし、本作では残りの2曲がヴォーカルのクラウディア・アクーニャとギターのホメロ・ルバンボとのトリオ、そしてそれぞれとのデュオで1曲ずつの構成も興味深い。これまでのジョーイ・カルデラッツォは力で突っ走るタイプのイメージが強かった。ところが、この作品では叙情味にあふれた表現も至るところで示す。そこに成長の跡がはっきりと認められる。過小評価されてきた才能豊かなピアニストが、この作品によって正当な評価をされればと願う。(CDジャーナル)