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Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
98年のデビューから1年ごとに1作。早くもキリンジ4作目の登場だ。前作で極まったメロディ/サウンドの複雑さと力業にも似た完成度には、感動しつつも近寄りがたい雰囲気を覚えていたが、そこでひとつふっきれたのか、新作では先行シングル(1)や(2)に代表されるフットワークの軽さが印象的に響く。90年代以降のポップ音楽家は"自分の受けた影響を編集して出す"ということを自覚的に行なうDJ的編集者、またはエッセイストみたいなパターンが圧倒的に多い。しかし、この兄弟は70年代の洋楽の影響をあきれるほど受けていながら、それを知らんぷりして"空想小説"やフィクションを書く。昔ながらの仏頂面した小説家という感じで、そこが最大の魅力だ。この新作でも相変わらず、アルバム全体には意味を持たせない短編集のような構成で、ある意味、どんなコンセプト・アルバムより文学的に感じた。兄・堀込高樹のつけるタイトル(4)や(9)、弟・泰行作の野球ソング(5)など言葉の緩急も絶妙。うまい。(CDジャーナル)