ジャック・ランスロ
1920年4月25日、フランスのルーアン生まれのクラリネット奏者。カエン音楽院を経て、パリ高等音楽院でオーギュスト・ぺリエールに師事。1939年、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団に入団、1941年にはラムルー管の首席奏者となる。その後、数々のオーケストラで活躍する一方、フルートのランパル、オーボエのピエルロなどと有名なフランス木管五重奏団を結成し、室内楽の分野でも活躍。1947年にルーアン音楽院の教授となり、リヨン高等音楽院、ニース国際アカデミーでも教鞭を執った。二宮和子、横川晴児など錚々たる日本人演奏家の育成にも貢献した。また、楽器の開発、数々のエチュードや埋もれていた古典作品の出版にも寄与している。2009年2月７日、心不全で死去。享年88。
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