小規模アカシアバンド
ソングライティング、プロダクションからギター演奏までを手がける才人キム・ミンホンとヴォーカルのソン・ウンジにより結成。少ない音数からメロディーが引き立つ静謐で美しいサウンドと緻密な音作りに確かなセンスを感じさせるポップ・ソング集となった1集(ファースト・アルバム)を2004年に自主リリースして一躍注目を集め、翌2005年に英語詞の曲「So Good Bye」がKBSドラマ『18歳と29歳』の挿入歌として使われる。2006年に入り、韓国で最も勢いのあるインディー・レーベル、パステル・ミュージックと契約。同年3月には、第3回韓国大衆音楽賞で新人賞を受賞。トロット(いわゆる韓国演歌)や伝統音楽の要素を取り入れながらも、「韓国的心性」なるものを解体・再構築してみせたかのような2集(唇は月明かり)を9月にリリースし、その名声を確固たるものにする。2006年末のSBS歌謡大典でインディーズ・バンド賞を受賞。2007年3月に初のシングルをリリース。さらに、サポート・メンバーでコーラス/メロディカ担当のYojoをフィーチャリングしたアルバムも近日リリース予定。ライヴ活動もコンスタントに行っており、フェス出演も多いが、2006年にはソウル・プサンなど5都市を巡る初の全国ツアーが実現している。韓国で最も今後が期待されているグループのひとつであることは間違いない。
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