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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
初期の4枚が、新装リリースされた。だが、もしもこのニュー・ヴァージョンが、オリジナル・マスター・テープを忠実に再現しているのだとしたら、旧ヴァージョンは、ラモーンズを十二分に表現しきれていなかったんじゃないだろうかと思ってしまう。ジョーイ・ラモーンの死後、彼について語られるとき、その声を再評価する向きが少なくないが、それも今回のリマスター盤が、ジョーイの歌を前面に押し出す音像になっていることと無関係ではないんじゃないだろうか。僕自身も、ああジョーイってこんな声をしていたんだとあらためて実感させられるところがあった。そしてもうひとつ、この再発盤で印象的なのは、ラモーンズのシニカルなバブルガム感がより強調されていることだ。このシニカルなバブルガム感こそが、彼らの肝。3コードのシンプルなパンク・スタイルはマネできても、ラモーンズ・フォロワーたちが超えられない、微妙かつ絶対的な"差"が、そこにはある。『ラモーンズの激情』(76年)は、問答無用のパンク・クラシック。ビギナーにどれか1枚と言われたら、このデビュー盤を推す。『リーヴ・ホーム』(77年)は、ファンの間でフェイバリットに挙げられることの多い一枚。「ギミ・ギミ・ショック・トリートメント」や「ピンヘッド」などを収録している。題名が時代を感じる『ロケット・トゥ・ロシア』(77年)は、マイ・ベスト。ライヴでの重要なマテリアルが多く含まれているうえに、「ドゥ・ユー・ウォナ・ダンス」「サーフィン・バード」のさりげない我がもの顔ぶりがいい。そして『ロード・トゥ・ルーイン』(78年)は、マーキー・ラモーンが加入してのもの。音楽的な広がりが印象的だ。なお、今回の再発盤には、各アルバムにボーナス・トラックが多数プラスされている。とくに76年のライヴを収めた『リーヴ~』での仕事ぶりには、ライノ、ありがとう! 言いたい。(CDジャーナル)