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Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
この人、なにかと話題のシンガー・ソングライター。メロディって名前はてっきり芸名かと思ったら、母親が命名した本名だそうだ。19歳の時に遭遇した交通事故のため云々という話はともかく、ものすごく個性的な女性なのはたしかだ。デビュー作『夜と朝の間で』を耳にした時、特徴的な名前も手伝って気になる存在になった。そのデビュー作はグレン・バラットとの共同プロデュースだったが、それに続く本作はラリー・クラインのプロデュース。曲はオリジナルが大半で、ほかにジェシー・ハリスとの共作が2曲、そしてスタンダードの「虹の彼方に」という構成。ジョニ・ミッチェルやマデリン・ペルーのプロデュースで知られるクライン、そしてノラ・ジョーンズの出世曲の作者として知られるハリスが絡んでいることから、ノラやマデリンを引き合いに語られるケースも多いが、それはちょっと違う。フォーク、ロック、ブルース、ジャズなどさまざまな要素が一体となったノンジャンルの世界という点では共通するものがあっても、メロディの場合はソングライティングが彼女独自のものだし、重心の低い歌声も独特だ。その魅力を的確に表現しようとすると、だんだん言葉がなくなっていく。手垢のついた言葉を使いたくないからだ。メロディ・ガルドーは、そういう困った状況に私を追い込む素敵なアーティストだ。タイトル曲はヴィンス・メンドーサの華麗なストリングスを伴ったシャンソン風なラヴ・バラード。そう、このアルバムではメンドーサのストリングスが効果的に使われている。個人的に一番のお気に入りは7曲目の「レゼトワール~流れ星」。これはフランス語で歌っている。もっともジャジィなナンバーで、ラテン+ウェストコースト・ジャズ+パリの香りという不思議な世界だ。YouTubeで観たメロディの「エイント・ノー・サンシャイン」はジャニス・ジョプリンみたいだったし、ほんとに底知れぬ魅力を秘めた人だ。(CDジャーナル)