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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
エラスティック・バンドとサンフランシスコのジャズ・オーガニゼーションとの共演作。ジョシュア・レッドマンに関連するこの2枚の新作は、ジョシュアの今を検証するにはかっこうのアルバムということができるだろう。ブライアン・ブレイドを擁したエネルギッシュで冒険的なエラスティック・バンドとボビー・ハッチャーソンやニコラス・ペイトン、リニー・ロスネスが参加したどちらかというとオーソドックスなジャズのイメージを喚起する集団は、一見対照的に見えるが、しかし、これはそんなに簡単ではない。 このサンフランシスコのグループとの共演は、ジョシュアが2002年にNYからカリフォルニアに戻ってから開始されたコラボレーションで、この初めてのメジャーからのアルバムも、ジョン・コルトレーンとオーネット・コールマンがテーマにされているように、決して安易なジャズの回顧演奏などではない。また、エラスティック・バンドにしても、なるほどアウトした現代的なコンセプトではあるけれど、しかし、よく聴くとジョシュアは、決してジャズの文脈から外れようとはしていない気がする。レッド・ツェッペリンやシェリル・クロウを取り上げ、確かにジャズの外部とつながっているが、これらがほかの現代の無名の音楽と共有するものは意外に少ない。ジャズが浮遊するのではなく、地に着いた表現であろうとしていると言ってみたい。むろん、これはジョシュアの欠点ではなく、むしろこれまでずっとジョシュアが持ち続けてきた美点であろう。どんなに外れてもジャズであろうとするこのどこか頑迷さは、どんな伝統派よりも伝統的ジャズの強固な砦になる可能性がある。その点、SFJAZZ コレクティヴは、むしろ、そうしたジョシュアの資質がストレートに出ているだけではなく、これまでにない斬新さと凛としたジャズの骨格をそなえてとても聴きごたえがある。参加ミュージシャンの演奏も素晴らしい。(CDジャーナル)