このブラウザはサポートされていません。
Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
端末本体やSDカードなど外部メモリに保存された購入楽曲を他機種へ移動した場合、再生の保証はできません。
1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
キュアー3年ぶりの新作は、21年にわたる自らの歴史にピリオドを打つラスト作となりそうだ。ロバート・スミスが、『ポルノグラフィー』(82年)、『ディスインテグレーション』(89年)に継ぐ三部作の完結編とも言う本作は、確かにそれらの代表傑作アルバムと並び称されるべき、濃密にしてトータリティのあるキュアー・ワールドが展開されている。ただし、かつてチャートを賑わした明るく弾けるようなポップ・チューンはなく、いつになくメランコリックなメロディの楽曲で終末観が歌われているのが、黄昏時を迎えたバンドらしい。とはいえそこにはネガティヴさは微塵もなく、むしろ清々しささえ感じられるのがすべてをやり遂げたバンドならではの風格というものだろう。また、本作では再び本来のギター・バンドらしいアレンジを始め、かつての名曲のエッセンスを織り交ぜたナンバーなど、堂々たる自信に裏打ちされた唯一無二のキュアーの魅力が凝縮された名作である。(CDジャーナル)