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ジェイ・Z

ジェイ・Z

本名ショーン・カーター、NYブルックリン出身。26才のときに至近距離から撃たれたことを境にラップに再挑戦、(当時はまだ無名に近かった)クラーク・ケントの紹介でデイモン・ダッシュと出会う。意気投合した二人はRock-A-Fellaレコードを設立、96年には『リーズナブル・ダウト』を発表、以後次々と3枚のアルバムを発表し、2000年には『ザ・ダイナスティ・ロッカラ・ファミリア』をリリース、合わせて2,000万枚以上のセールスを誇る。客演もマライア・キャリーをはじめ、R・ケリー、メアリー・J・ブライジにマイケル・ジャクソンなど、実に200曲以上に及んだ。2001年9月11日(奇しくも同時多発テロ事件当日)に通算6枚目となるアルバム『ザ・ブループリント』をリリースし、全米アルバム・チャートで初登場1位を記録。2002年2月に初のアンプラグド盤=『ジェイ・Z・アンプラグド』をリリース。同年11月には直前に2枚組となった7作目『ザ・ブループリント2-ザ・ギフト&ザ・カース』を発表、またしても全米初登場1位となり、オリジナル・アルバムとしては5作連続の記録を打ち立てた。翌2003年、突如ラッパーとしての引退を表明。“最後のアルバム”として発表された通算8作目『ザ・ブラック・アルバム』は再び全米初登場1位を記録。その後、デフ・ジャム・レーベルの社長兼CEOの座に就いたジェイ・Zは、音楽界のエグゼクティブとして活躍する傍ら、R.ケリーとの共作アルバム『アンフィニッシュド・ビジネス』やリンキン・パークとのマッシュ・アップ・アルバム『コリジョン・コース』等をリリースし大成功に導く。2006年に入るとアーティストとしての活動を本格的に再開することを発表し、11月に復帰作『キングダム・カム』で華々しく復活を遂げる。2007年には映画『アメリカン・ギャングスター』に連動したインスパイア・アルバム『アメリカン・ギャングスター』をリリース。2008年に入ると次の新作が『ブループリント』の続編『ブループリント3』になるであろう事が報道される。が、アーティストとしてもCEOとしてもデフ・ジャムを離脱することを発表し、ライヴ・ネイションとのジョイント・ベンチャーとして自身の新会社=ロック・ネイションを設立し音楽界に衝撃を与えた。

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