Tony Bennett
1926年NYクイーンズ生まれ。1950年に米Columbiaレコードと契約(名門Columbiaレーベルでも最長在籍歴を保持するアーティストである。)。1962年「霧のサンフランシスコ」が大ヒット(グラミー賞2部門受賞)。60年以上ものアーティストとしてのキャリア、100枚を超えるアルバムとグラミー賞生涯業績賞を含む15のグラミー賞を誇る(『パーフェクトリー・フランク((92)』、『フレッド・アステアを唄う(93)』、『MTVアンプラグド(95,二部門)』では3作連続グラミーを受賞)。2006年生誕80年を記念したデュエット・アルバム『デュエッツ:アメリカン・クラシック』が全世界で300万枚を超える大ヒットした。
2007年、ゴールデンタイムの特別番組「トニー・ベネット: アメリカン・クラシック」は7つのエミー賞を獲得。ビジュアル・アートも手掛けるトニー・ベネットのオリジナル絵画は3作品ほど、スミソニアン美術館の常設作品にもなっている。
人道的支援への取組でも知られ、その評価では国連が2007年にキューマニタリアン賞を授与。自伝「The Good Life(素晴らしい人生)」、自作絵画の本「Tony Bennett: What My Heart Has Seen(心の目が見たもの)」と「Tony Bennett In the Studio; A Life of Art and Music(スタジオにて:アートと音楽の生活)」など、計3冊の本も出版。ニューヨーク市教育委員会との協力で、公立の芸術高校であるフランク・シナトラ・スクール・オブ・アーツを地元のクイーンズ区アストリアに設立。妻のスーザンと共に設立した慈善団体、エクスプローリング・ジ・アーツ(アートの探究)ではニューヨーク市内の公立高校でアート教育を支援しており、NY市内でさらに7つの高校の支援を行なっている。
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