Earl Wild
1915年11月26日、アメリカ合衆国ピッツバーグ生まれのピアニスト。エゴン・ペトリ、ポール・ドグリューに師事し、早くからピアノ演奏や作曲に才能を発揮した。36年までピッツバーグ交響楽団の、その後はトスカニーニのNBC交響楽団のピアニストを務め、「ラプソディ・イン・ブルー」を共演し、高く評価された。ガーシュウィンはもとより、リストを初めとするロマン派のヴィルトゥオーゾの作品を得意とし、これまで連続6代の大統領の招きに応じ、ホワイト・ハウスで演奏している。95年に80歳のバースデー・コンサートをカーネギー・ホールで開催。1997年には、インターネットで自らのリサイタルを配信した最初のピアニストとして、話題となった。2010年1月23日心不全のため死去。
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