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リヴィング・シングス

リヴィング・シングス

セントルイス出身。リリアン(Vo/G)、イヴ(B)、ボシュ(Dr)のベルリン兄弟とコリー・ベッカー(G)からなる4人組。子供の頃、父親が移動遊園地の仕事をしていた関係で国中を廻っていた兄弟はトリオを組み、リリアンがギターとボーカル、イヴがベース、そしてボシュがドラムを担当。観覧車の隣の駐車場で夏によくライブを行っていた頃、一番注目されていたのが制服を着て1分間170ビートも叩く幼稚園児のボシュだった。歌詞は昔も今もシンガー/ギタリストであるリリアンによってつくられる。「僕が衝動的にレコーダーに曲を吹き込みたくなるほどインスピレーションを与えてくれるのは本や歴史、そして看板なんだ」と話してくれた彼が影響を受けてきたものたちはハンター・トンプソン、ジム・キャロル、ニック・ケイブ、ウィリアム・バローズ、ヘンリー・ミラー、マイケル・ムーア、シルビア・パス、アレン・ギンスバーグ、ウィリアム・ブレイク、アン・セクストン、そしてCNNだそうだ。こうした頑固で自由な精神を持つ彼にとって学校は居心地いい環境ではなかった。リリアンの頭はクリアだったが、常に疎外感があり、指定されている図書は読まずに指定されていない本を読み、中学校に入る頃には「注意欠陥多動性障害」として薬まで処方されたが、「母は薬を許さなかった」「彼女には受け入れることは出来なかったけど、子供達には山ほどの精神安定剤が処方されているんだ。食品医薬品局は2003年まで子供にプロザックを処方することを認めないから余計子供達は欝になり、自殺願望が生じていると思う。多くの生徒が薬漬けになっているのに、社会は校内暴力を音楽やライフスタイルのせいにする...」とリリアンは言う。このベルリン兄弟にとって家も楽ではなかった。イヴは、「喧嘩ばかりだったから、いつも外出禁止を食らっていた」「2階の壁に穴をあけたりめちゃくちゃにするから両親はいつも僕達を地下室に行かせていた。そこで楽器を取り出してジャムする以外することがなかったんだ」と話す。こうして10代の頃から兄弟でバンド活動をしながら成長していった彼等は、LAで行ったショーケースでのライヴ・パフォーマンスがレコード会社の目にとまり、2002年にDreamworks/Geffenと契約。

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