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1921年5月17日、ロンドン生まれのホルン奏者。1957年9月1日、ハートフォードシャーにて自動車事故で不慮の死をとげる。ロイヤル音楽アカデミーで、名ホルン奏者である父、オーブリーに学ぶ。38年にデビューし、フィルハーモニア管弦楽団の首席奏者を務める他、レーネル、グリラー、ブッシュなどの四重奏団と室内楽で共演し、その驚異的なテクニックは高く評価された。モーツァルトやシュトラウスの協奏曲などの演奏に優れ、また、ブリテンのセレナード、ジェイコブ、ヒンデミットの協奏曲などは、彼のために書かれた作品である。フランスのホルンにも、ドイツのダブル・ホルンにも熟達した、類稀なホルン奏者であった。