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リッキ・リー

リッキ・リー

「ブログ世代のマドンナ」 、はたまた「シャルロット・ゲンズブール的美麗シンガー」か・・・一部の早耳音楽愛好家の熱い注目を浴びたファースト・アルバム『YOUTH NOVELS』から3年、エレクトロ・ポップな曲調と甘く囁くようなキュートなヴォーカルはそのままに、リッキ・リーがシーンに戻ってきた。
高い評価を受けたデビュー・アルバムの発売以降、彼女が味わったのは国から国、街から街へと目まぐるしく飛び回るツアーの日々と、失恋のつらい経験。そこで傷ついた心と疲れた身体を癒すために求めた安息の地で彼女は、好きだった音楽を聴きながら、やがて再びソング・ライティングを始めるようになった。
曲を作り終えた彼女は、地元に戻りニュー・アルバムの制作に取り掛かる。その結果生まれたアルバム『ウーンデッド・ライムス』は、鼓動を感じるブードゥー・ドラム、ガールズ・グループのようなヴォーカル、キラキラしたギター・ライン、ほろ酔いのキーボード、報われない愛、再燃した希望、そして今までよりも更にビッグでハッキリとした彼女独自のパワフルな歌声に満ちている。
これは2011年に耳にするアルバムの中で最も素晴らしいアルバムの1枚になるだろう。

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