藤圭子
1969年9月、「新宿の女」で彗星のようにデビューを飾った藤圭子は、当時弱冠17歳でありながら、独特で翳りのある雰囲気、特徴のある声質とその歌唱で、歌謡界に衝撃をもたらせた。ファースト・アルバム『新宿の女』は、アルバム・チャート20週連続1位という記録的なヒットを飾り、21週目には彼女の次のアルバム『女のブルース』が1位に取ってかわり、連続42週に亘って1位を独占するという大記録を打ち立てた。デビューからちょうど30年目の1999年に、愛娘・宇多田ヒカルが彗星のごとくシーンに登場し母娘2代でNo.1アーティストに輝くという快挙を成し遂げ、再び脚光を浴びたことは記憶に新しい。
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