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Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
氷室京介の実に26ヵ月ぶりの新作は、『MELLOW』という何とも甘ったるいタイトル。70年代に謳歌した"SOFT & MELLOW"の再来か? と、ふと脳裏をよぎった先入観は、(1)で木っ端微塵に吹き飛ばされた。そこには当代一流の作詞家、森雪之丞と松井五郎による"不安""せつなさ""寂しさ"などをキーワードにした孤独感が、氷室の紡ぎ出すギターの調べとともに凍てついてある。バラードであれ、ミディアム・テンポであれ、サウンドのうねりと広がりは、高層ビルから窓越しに街明かりを臨む深藍色がよく似合う。その音風景の広がりは、容赦なく聴き手をますます孤立と焦燥感へと引き込む。それは「ポジティヴに頑張ろうよ」といった歌の多いなかで、どっぷりと落ち暮れることを潔しと優しく包み込むように。それが時代が求めている"MELLOW"なんじゃないのか、と氷室流ひとひねり迂回した奇麗事のない癒しでもある。聴き終えた後、不思議な爽快感が訪れた。(CDジャーナル)