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Music Storeでご利用できる商品の詳細です。
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1曲まるごと収録されたファイルです。
<フォーマット>
1曲まるごと収録されたCDを超える音質音源ファイルです。
<フォーマット>
詳しくは ハイレゾの楽しみ方 をご確認ください。
シングルもしくはハイレゾシングルが1曲以上内包された商品です。
ダウンロードされるファイルはシングル、もしくはハイレゾシングルとなります。
ハイレゾシングルの場合、サンプリング周波数が複数の種類になる場合があります。
<フォーマット>
640×480サイズの高画質ミュージックビデオファイルです。
フォーマット:H.264+AAC
ビットレート:1.5~2Mbps
2005年6月のデビュー・アルバム『landmark』以降、4枚のシングルを発表。また、ヴォーカリストとしてフィーチャーされたBank Bandのシングル「to U」も40万枚のセールスを記録したSalyu。彼女の"新しい世界"というべきセカンド・アルバムがこの『TERMINAL』だ。<br>これまでは、後見人である小林武史が、高域と低域を効果的に使い分けることで中性的な魅力を放つ彼女のヴォーカルを最大限に生かしたプロデュースとソングライティングを一手に手掛けてきたが、シングル「Tower」「name」では、作詞に一青窈を起用した。抽象的な表現を極める小林と異なる、女性の視点から綴ったやわらかな世界観が、Salyuの新たな魅力を開花させたが、本作では前述の2曲ほか、4曲をその一青窈が手掛けたことで、歌の表情や色彩がさらに豊かなものになっている。とくに7曲目の「Apple Pie」は、アーティスティックだったり、スタイリッシュだったりする彼女のイメージを覆すドレス・ダウンしたカジュアルな言葉使いがおどろきで、彼女にとってかなりの挑戦であったことは想像に難くない。また音楽的には、夏フェスやイベントなどでライヴを重ねてきた経験が、バックを務めるバンド・サウンドとの親和性を高めていて、ストリングスを交えた起伏の激しいアレンジに合わせるように、感情表現をよりドラマティックなものに変化させているのも大きな特徴だ。楽曲制作にほとんどタッチしていない彼女だが、楽曲や歌詞の世界観にアジャストする能力は、以前と比較しても相当に研ぎ澄まされているようにも思えるし、彼女が唯一作詞を手掛けた8曲目の「I BELIEVE」では本作のピークとでもいうべき感情の爆発が見事に焼き付けられている。このアルバムはSalyu自身の成長と、押さえるべきところは押さえつつ、新機軸もきっちりと用意した制作陣ががっちりとタッグを組んだ渾身の一枚だ。(CDジャーナル)